Columnコラム

2022.05.30

Marketing

思わず立ち寄ってしまう!?カルディコーヒーファームのブランディング戦略

 

 

世界中の美味しい商品が並ぶ「KALDI COFFEE FARM(カルディコーヒーファーム)」、通称“KALDI(カルディ)”
全国展開する日本で知名度の高いお店ですが、
その多くの方に好まれる理由がブランディング戦略の中にあります。
今回は公式に一部されているブランディング戦略からKALDIの魅力を紐解いていきましょう。

 

 

 

 

KALDI COFFEE FARMとは?

 

駅前や大型ショッピングモールに店舗を構え、世界中の美味しく珍しい商品や
カルディオリジナルの商品などが並ぶKALDI COFFEE FARM(カルディコーヒーファーム)。
その歴史は今から約35年ほど前、1986年に1号店である下高井戸店から始まります。
その後順調に店舗数を増やし、2012年には全国300店舗達成、2014年にはオンラインショッピングサイトも登場。
2017年に400店舗達成、2018年には、台湾に店舗をオープンし、海外初出店をはたしています。

 

KALDI は毎年雑誌やメディアで特集が組まれるほど注目をされ続けています。
それは、「思わず立ち寄りたくなる」ブランディングが確立しているから。
そんな魅力に溢れたKALDI のブランディングについてご紹介します。

 

 

無料で配られるサービスコーヒー

 

コロナ禍で現在は中止されていますが、店頭で必ずいただけるサービスコーヒー。
店内をゆっくり楽しんでもらえるようにと配られており、KALDI おすすめのコーヒーの試飲にもつながっています。
どの年齢層の方にも飲みやすいよう工夫された味にこだわりを感じます。

 

 

店頭でサービスしているコーヒーから始まるお客さまへのおもてなし。
「コーヒーサービス」はカルディコーヒーファームのスタッフからお客様へのごあいさつ。
「おいしいコーヒーを飲みながらゆっくりとお買い物を楽しんでいただきたい」
との趣旨から始まったこのサービスは今ではすっかり定着しました。
1杯のコーヒーから世界の食材めぐりの旅が始まります。

引用: カルディコーヒーファームについて

 

 

ワクワクする店内の世界観

KALDIの棚は木目調で間接照明の多い店内。通路もくねくねと入り組んでいますが、
これは「西洋の図書館」を意識した設計。
楽しみながら商品を選べるよう、こだわりの空間設計が施されています。

 

 

初期の店舗は駅のすぐ近くにありながらもメインの通りから少し外れた場所にあり、路地裏の宝探しと形容されていました。
西洋の図書館をイメージして設計、照度を落とした店内は落ち着きを醸し出し、間接照明でより商品を浮かび上がらせます。
お客さまが「お目当ての本を探すような感覚で商品を見つける」楽しさを演出しています。
また、整然とした買いやすさを敢えて覆し、空間に変化をつけることでより楽しくお買い物をしていただけるよう常に進化しつづけています。

引用: カルディコーヒーファームについて

 

 

輸入品は日本人向けにリデザイン

 

輸入品を多く取り扱うKALDIですが、現地のものをそのままではなく、
日本人の好みやトレンドを考慮した、日本人向けにリデザインされたものも。
世界中の珍しい食材も、私たちが食べやすいようにアレンジされていたら、とても嬉しいですよね!
おしゃれな商品が多いのも、そんな理由の一つなのかもしれません。

 

 

立ち寄りやすい立地

 

皆さんの最寄りのKALDIはどこにありますか?
店舗のほとんどか、大型商業施設や駅前にあり、買い物や通勤の途中でもアクセスしやすい場所に位置しています。
特に、商業施設の中の店舗は、食品フロアのレジの目の前にあることが多く、
「予定になかったけどついつい買い物をしてしまった」という方も多いのではないでしょうか。

 

 

いかがでしたか? KALDAIは、「お客様がいかに楽しく買い物ができるか」を考えたブランディング戦略。
今後もおもしろくて勉強になるブランディング戦略を紹介していきますね!

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