Columnコラム

2021.06.17

Marketing

女性と男性間における消費心理の違い

男女で買い物に行くと、相手がなぜか不機嫌になる・・・という経験はありませんか?今回は男女の購買心理や消費行動の違い、そして男女間の違いをマーケティングにどう活かすかを説明したいと思います。

 

男女の脳の違い

女性の脳は以下の5つの特徴を持っています。 

1.複数のことを同時進行できる

2.コミュニケーション能力に優れている

3.感情の情報量が多い

4.男性よりも喜怒哀楽がはっきりしている

5.感情的になりやすい

 

一方で男性の脳は以下の5つの特徴を持っています。

1.論理的で空間認知能力や情報処理能力に優れている

2.決断力や直感力に優れている

3.ひとつのことにしか集中できない

4.地図や表を素早く理解できる

5.他人の感情を読み取るのが苦手

 

脳の違いは男性が狩りに出て死と隣合わせで獲物を狩る、女性は家で家事や育児をするという大昔での慣習がが現代にも引き継がれているために引き起こされたと言われています。

 

マーケティングに男女の違いを活かす

 

そもそも男女の脳の仕組みが違うことはわかったと思います。すると、何を買いたいかや良いなと思う表現も変わっていきます。したがって、男女それぞれの特徴を掴むことは必ずマーケティングに役立ちます。

 

逆に言えばマーケティングにおいて男女の違いを理解し活かすことができないと、いつまでも遠回りになってしまいます。「同じ人間なんだし、なんとかならないのかな?」と考える人もいると思います。しかし、そもそも脳の構造が大きく違うため、マーケティングを活かすために男女それぞれの特徴を理解することは大切だと考えるべきです。

 

何を活かせばいいのか

 

男女それぞれの特徴を掴むことでマーケティングに役立つことはわかりましたが、実際にどんな特徴を掴めばいいのでしょうか。先程も述べましたが、脳の構造が違うことで男女で能力的な部分も違っています。またそれは心理的傾向にも強く影響を及ぼします。

 

つまり、掴むべき一つ目は女性の心理的傾向を掴むことです。そして2つ目は女性向けにしかマーケティングをしなくても、男性の心理的傾向もきちんと掴むことです。

 

実際に女性の心理的傾向だけではなく男性の心理的傾向も把握しておくことで、より女性へ理解度が深まり効果的に消費心理にアプローチすることができます。また、両方とも学んでおくことで文章を書くときなどに工夫して書ける部分も増えるので、それも大きなメリットの一つです。

 

女性の心理傾向

 

最初に女性の心理的傾向から掴んでいきましょう。女性方は自分のことだから教えてもらえわなくても分かると思う人もいるでしょう。意外と自分のことを客観視するのは難しいので、ここで改めて女性がどのような心理的傾向を持つか確認しましょう。

 

イメージ

 

女性特有の心理傾向ですが、買い物をする時、こんなことが楽しそう、こんな可愛いものが欲しい!などイメージを大事にします。女性にとって買い物とは、ワクワクするもので、具体的にコレ!といった物を目的に買い物をするわけではありません。目的を決めて〇〇を買うために買い物にいくというわけではなく、「買い物をしたい!」という欲求になります。

 

共感

 

感受性の強い女性は悩みがつきません。そんな時女性が求めるのは、悩みの解決ではなく「悩みの共感力」なのです。「そんなことあったんだね。辛かったよね」「もう頑張らなくてもいいんだよ。いっしょにがんばろ?」こういったメッセージをいれると女性の心に響きやすいのです。このようなメッセージのことをエモーショナルライティングといいます。

 

エモーショナルライティングについて詳しく知りたい人はこちらから確認してください。

 

男性の心理傾向

 

女性の心理的傾向について説明してきました。もちろん男性にも感情で選んだり共感を求める人もいますが、別の基準でも商品を選んで買う人も多いのでここではその基準についてみていきましょう。

 

スペック重視

 

男性が買い物をする時はまず「こんな機能がついたコレが欲しい」ということを考えます。そして、いくつかの候補になる商品をピックアップし、その性能をじっくり調べ比較検討してから購入に至ることが多いのです。ひとつのものにこだわりやすいのも男性の特徴と言えます。バイクや家電などのスペックにこだわり、こだわりを持った物に対しては最新情報を入手してくるのが早かったり、良い物をすぐに手に入れたりしようとする傾向にあるようです。

 

以上のように、男性はスペックを重視して商品を選ぶのでそのスペックが損なわれない限り、服やバッグが少し汚れていてもあまり気にしない人が多いです。ただ、女性だと汚れなどを気にする人が多く、それは男女で大きく違う点でもあるので男性がスペック重視で物を選ぶという点は強く意識すべきでしょう。

 

また、男性は女性よりも未知の情報を得た時の理解力が高いと言われ、女性がTwitterやインスタグラムから情報を仕入れてくるのとは違い、テレビCMをもとに店舗や商品、サービスを選択する傾向が強いと言われています。感情的ではなく論理的に考えるのが男性の特徴なので、この性質が未知の情報に出会ったときに「よくわからないからいいや!」ではなくしっかりと理解できる理由になってます。

 

このように未知の情報への処理力が高いという点は商品のスペックを理解するのに直結するので、男性がなぜスペックを重視して商品を選ぶのかということもこれで説明ができます。

 

社会的評価

 

男性はブランド名や周りかどう思われるのかを気にして意思決定をする傾向が強いです。簡単にいうと見栄を張りたい人が多いということです。どうして会社の後輩や女性と食事をすると、お金に余裕がなくても奢りたがる男性は一定数います。また、自分をよく見せるために身分相応ではない買い物をしたがる人も一定数います。

 

これは男性が競争社会にいることの方が多いのでアドバンテージを取りたいと思うために起きてしまう行動です。マーケティングにおいて、商品やサービスの説明をするときに「他の人より優位に立てるかも」という内容を記載すると以上のことを上手く活かして男性向けのターゲティングを行いことができます。

 

論理で選択

男性の脳の特徴の一つとして「論理的で空間認知能力や情報処理能力に優れている」と説明しました。これは何かを選んだり商品を購入したりするときも同じです。基本的に男性は論理的に考えて商品を選びます。

 

先程述べたように女性は「買い物がしたい!」などと割と直感的にまた具体的な理由を持たないで買い物をします。それに対して男性は「◯◯がしたいからこれは必要」とこのように、なにか合理的な理由がないとなかなか商品を購入するまでには至りません。なので「〇〇をしたい人にオススメ!」などの表現は、もちろん男女問わずに刺さりますが、より男性に刺さる表現と言えます。

 

以上のように男性向けのターゲティングの場合はただ商品が良いということを紹介するだけでなく、より具体的にそして感情に訴えるのではなく論理的に訴えかけるのが良いです。

 

Withコロナ時代の消費心理の変化

これまでで男女の脳の違いからそれぞれの心理的傾向について紹介してきました。しかし、新型コロナウイルスにより生活様式を変えざるをえなくなり、消費行動も変化してきました。その変化をどのようにマーケティングに活かすべきかも含めて紹介していこうと思います。

 

オフラインがオンラインに

 

新型コロナウイルが蔓延したことにより、今まではオフライン中心の生活だったのがオンライン中心の生活を過ごさざるをえなくなりました。すると実際に手に取って商品を選んだり、直接見て何かを買うという行為がかなり難しくなりました。つまりオンライン上で買い物を簡潔しないといけなくなったのです。

 

言い換えると、今までは実際の店舗で手にとって確かめてネットショッピングでそれを買うという行為ができなくなったということです。つまりネット上の情報だけで購入してもらわないといけないのでより男女を意識したマーケティグをしないといけません。また、今まで以上に商品やサービスの説明を丁寧に入れたりなどの工夫も必要になってきます。

 

見えないものにお金をつかう

 

また新型コロナウイルスの影響で見えないものにお金を使う時代にもなりました。「見えないものにお金をつかうってなに?」と思う人も多いでしょうが、動画配信サービスや家事代行サービスなどがこれに該当します。今まではわざわざビデオ屋さんにいってレンタルをしたり、CDを店舗で買ったりする人が多かったです。しかし家から出れないことでオンラインサービスを使い始め、オンラインサービスを使うことに抵抗を覚えない人が増えてきました。

 

これらに影響によりオンラインのビデオレンタルだけではなく、今まではなんとなく手を出しにくかったファンクラブやオンラインレッスンなどのオンラインサービスを始める人も増えてきました。つまり、男女ともにオンラインサービスを選ぶ人が増えたのでマーケティングにおいてはターゲットの幅が広がったと言えるでしょう。

 

お金の使い道が変わる

 

また、社会に出て働いている男性や女性のお金の使い方も新型コロナウイルスの影響によって変わっていきました。今までは会社の飲み会や友達との遊びにお金を使う人が多かったです。しかしWithコロナの社会では気軽に外で遊んだり、飲み会をしたりできなくなっていきました。すると、飲み会がオンライン飲み会になったり友達と遊ぶのも電話だけで終わったりオンラインゲームだけになったりとお金をあまり使わない生活になります。

 

したがって、趣味や娯楽、あるいは食べ物などにお金を費やす人が増えてきました。つまり今までは微妙に手を出しにくかった値段帯の商品も購入の視野に入れることができるようになったということです。特に社会に出てたり平均年収が高い割合の多い男性は自由に使えるお金の変化が大きいので、この点はマーケティングにおいて大きな変化を与えるでしょう。

 

ただ、女性は感情的に働くことが多いのもあり不安心理が働きやすいという点は男性と大きく違うので注意すべきです。

 

まとめ

いかがでしたか?男女の脳の違いや消費者心理を理解することは、プライベートでも、仕事上でも役立つことです。しかし、男性が女性脳に近い考えを持っていたり、女性が男性的な考えを持っていたり、1人1人が違うことを認識しておくことも大切です。私はどっちの脳だろう?と考えた方は、手を広げて、人差し指と薬指のどちらが長いか比べてみてください。一般的に人差し指が長い人は男性脳、薬指が長い人は女性脳と言われているようです。

 

今回は男女の違いについてお話させて頂きましたが、このことは年齢によっても見られます。

年齢での違いも分析してみると面白そうなのでまたいつかお話させて頂きたいと思います。

 

参考:https://www.macromill.com/data_and_insights/researcher_column/article_023.html

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